きょうこつ

きょうこつ
I
きょうこつ【侠骨】
おとこぎのある性質。 おとこだての気性。

「~ある人物」「~芳(カンバ)しき奴/三日月(浪六)」

II
きょうこつ【胸骨】
胸郭の前面中央にある扁平な骨。 側縁は七対の肋軟骨と一対の鎖骨と連結。 その骨髄は終生造血活動を営むので, 骨髄検査に用いられる。 むねぼね。
III
きょうこつ【軽忽・軽骨】
〔「きょう」は「軽」の呉音〕
(1)軽々しい・こと(さま)。 軽率。 けいこつ。

「きやつと~な声を発し/浮雲(四迷)」

(2)馬鹿げたこと。 笑止なこと。 また, そのさま。

「~や, これ程忙しくいろなるに/咄本・醒睡笑」

(3)軽蔑すること。 軽んずること。

「公家の成敗を~し/太平記21」

IV
きょうこつ【頬骨】
頬の上方の突出部を占めている星形の骨。 左右一対ある。 顴骨(カンコツ)((ケンコツ))。 ほおぼね。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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